こんにちは、八雲です。
「神様は乗り越えられない試練を与えない」
っていう言葉あるでしょ?
あの言葉をボロボロになった状態の私に社長は突き付けてきたことがあった。
本人としては励ましや応援のつもりで発した言葉かもしれないが、疲弊していて繊細で真面目な私には酷な言葉だったな。
その人にとって何が試練になっているかっていうのは、他人に決められることではないから、必ずしも”仕事をこなさなければいけない”のが試練じゃないし、”嫌いな人を克服して上手くやっていくこと”が試練じゃないかもしれない。
当時は身も心もボロボロなのにどっちも私の試練だから乗り越えられるし、乗り越えないといけないって勘違いしていたし、真面目に乗り越えようとしていた。
私の試練は「自分を大切にすることに気づく。そして、自分の身を守ること」だった。
転職を繰り返しているジョブホッパーな私は、転職=逃げっていうイメージがすごく強かったし、もうこれ以上転職回数を増やすわけにはいかないって思ってしまっていた。逃げたら負けだと思い込み、自分がこのブラック企業に入社した現実を認めたくなかったし、なんとか頑張れば乗り越えられると思い込もうと必死だった。
すぐに転職っていう道もあったのになかなかその道に進むのが怖くて怖くて選択できずに消耗していった。
仕事で専門性が高まったとかではないけれど、今目には見えないが学んだことはたくさんあるから感謝している。
もう転職回数なんて気にするのやめよう。不採用になる要因であったとしても、私は私。休日仕事して給料未払いの会社にいるのは自分を大切にできてない証拠。
復職しても働く環境や人が変わらなければ、同じことの繰り返しになってしまう。
働く環境を改善できる会社であれば復職も可能だった。しかし、4人にも満たない会社で、ましてや一番の原因の社長がずっと目の前にいるのなら無理。休職期間中に私自身の人格が変わっていれば復職もありかもしれないが、社長と電話してみて再確認できた。私はこの人の元で働きたくない。
私は次に進みます。