つれづれなるままに

毎日人生について奮闘しているレベル30の独身女

うつ闘病記(NOを言えなかった理由)

 
こんにちは、八雲です。
前回の続きで、NOを言えない理由について考えてみた。

ginoginon.hatenablog.com

 
今までなぜNOって言えなかったのか。
①NOって言ったら嫌われる、もしくは自分の仕事の評価が下がると思っていた 
②NOって言ったらしつこく理由を聞かれるのが面倒だし、嫌だった
 
①嫌われたくない
友人面。
実は幼少期、友達が1人いたのかいなかったのか思い出せないくらいの引っ込み思案だった。人に話しかける勇気も断られる勇気もなく、断られる=傷つくのが怖くてそもそも話しかけることができなかった。今ならわかる。断る=相手のことが嫌いっていうわけでもない。どちらかといえばその人にとっての優先すべきことを優先したまでで、嫌われているわけではない。
 
仕事面。
新しい分野の仕事ばかりだったけれど「できない」っていうのは極力言わない様に気を付けていた。しかし、社長は自分自身デザイナーでも何でもないので無茶ぶりしかしてこなかった。そのお陰で鍛えられたというのもあるが、仕事を背負い込み過ぎて毎日深夜まで残業をしていた私。頼られてるって心のどこかで少し優越感があったのも否めない。ただ、仕事をやんわり断ったところで否定されていた。
評価を下げられたくないっていうのは、自分のプライドが高い・社長をどこかで親のように感じ依存していたのかもしれないと今では思う。入社してすぐに先輩社員から社長に嫌われた社員は「明日から来なくていいから」と声を掛けられ解雇された話を聞いた。労働基準法があってないような会社で、今までの社員は疲弊して誰も訴えなかった。そういうのもあってビクビク怯えながら仕事をしていた。
今の私は独身一人暮らしで経済的に頼れる家族もいない。恋人もいない。同じくうつ病の友人はいたが、心理的にも依存先が職場しかなかった。
もっと趣味を作ったりしてプライベートの時間を充実させていきたいと思っている。
 
②人からの反応が面倒に感じた
断ったことに対して「予定って何?」って聞いてくる人に少し私は独占欲を感じて嫌悪感を抱いてしまうのもあって以前はNOというのが苦手で、無理に人間関係悪くしたくなくて行きたくないけど行ってたこともあった。
こうみえて(どう見えて?)私は嘘をつくのが苦手なこともあり、人からの質問をかわすのも下手で上手く対処できていなかったから余計ストレスだった。
今の私だったら「予定?それ聞いてどうするの?」「友人と会う予定」「病院の予定」「美容室」etc適当に答えるようにしている。
嘘をつくのを克服したのかというと完全ではないけれど、自分を守るため・優先するためであって、相手を陥れたり傷つけるための嘘じゃなければ自分に許すようにしている。

うつになりたての頃この本を読んで、学んだ。

自分をもっと大事にしていいって思える自分の味方みたいな本。

 



NOってはっきり言わずとも断る言葉はいくらでもある。

更に言うと0か1かじゃなくていい。中間を選択するっていうのもあり。

予定に関しては断ることができるようになってきていてクリアしてきているが、仕事や人からの頼まれごとに対してはまだ断るのが苦手だ。

私は人に頼られるのは嬉しいが逆に人に頼ったり甘えるのも苦手。

頼られるとつい期待に応えたくなって勝手にプレッシャーを感じで潰れてしまうことがあるので、

「苦手」「難しい」「助けて」「手伝ってほしい」

結果がどうあれ、まずは勇気を出して相手に伝えることが大きな第一歩。

 

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