つれづれなるままに

毎日人生について奮闘しているレベル30の独身女

うつ闘病記(私が自分自身についていた嘘とは)

自分の心に嘘をついていた。
心の声を無視して働いてたら、

いつも間にか心の声が聞こえなくなっていた。

 

結果、私はうつ病になっていた。


仕事中に涙が溢れて、人の顔も見れなくなった。
トレイで泣いてティッシュが底をつき、トイレットペーパーで顔を拭いて、顔にトイレットペーパーがくっついたまま家に帰ってきて気づいても恥ずかしいともなんの感情もわかなかったあの日(今考えると笑える)

じゃ、私は自分自身にどんな嘘をついていたのか。

社長に評価されたくて、
嫌われたく無くて、
良い子になろうとしていた。

社長に理不尽な雇用条件や嘘をつかれたことに対して
私は真面目に考えていた。
自分が許せばいいんだ。
私が器が小さいから許せてないんだ。


社長を見下していたし、
はっきり言って嫌いだった。
いつも機嫌良くって言ってる本人が機嫌悪い日が多く、非効率な予定の組み方、仕事の無駄なパワーの掛け方の価値観の違い、いつもお客さんや自分が雇った社員の悪口を業務時間に何時間も毎日言っていて内容が社長自身に当てはまってること、社員を使い捨てのコマにしてる発言、全部理解できなくて嫌いだった。

憤りを消化できずに悩んでいたので、社長と仲良いカウンセラーさんに相談してみた。
社長の気持ち考えたことある?って。

私は人の言葉に左右されやすいところがあって(言葉を発した相手による)あー、見下しちゃってはいるものの社長の立場になったことがないから気持ち考えたことなかったな。
想像力が足りなかった。
1人で社員抱えて仕事も上手く受注できてなくてそりゃ不安になるよねって。
社員は社長のことを敵だと思ってて、社長は本当はみんなと距離を縮めたいと思ってるんだろうなと。
ち◯かわでいうと、社員がち◯かわ族で社長が敵キャラ。

せめて私は社長と社員の間に入って、社長の良く無い発言のフォローができたらな。
私がカンフル剤になれば、数ヶ月で辞めていく社員達も辞めなくて済むし、社長も困らない。

 

こうして元々真面目気質だったのが、誰もが認める真面目ちゃんになった。
誰からも頼まれていないのに自己犠牲を払った。
機嫌は毎日いいフリ。
何を言われてもニコニコして、仕事を引き受けて楽しいフリ。
どれだけサービス残業して疲れていても。
どれだけ5時間電話で悪口聞かされていても声色を変えずに不機嫌にならずに対応。
無理難題の仕事を依頼されても笑顔で返事。
旅行中も休日サービス勤務も自分からやりますって言って。

そうしていくうちに社長は私のことを可愛がり始め、周りの社員は私のことをよく思わなくなった。
気に入られてる私が9割の仕事を引き受け、残りの仕事は残りの人達でやっていた。
社長に少し多いですと伝えたこともあったが、どんな簡単な仕事でもこの仕事は私にしかできないから他には頼めないと言われた。

カウンセラーさんが社長の気持ちも考えてみてと言ってることも正しいし、正しくない。
会社にとっては正しくて、
私にとっては正しくなかった。
自分の心を無視して間に受けてしまってた。

結論。
嘘とは。
嫌いな社長に、嫌われたく無くて、良い社員を演じたくもないのに演じてた。

会社には働きに行ってるんだから、仕事をこなせればいい。
良好な人間関係は必要だが、自分を大いに犠牲にしてまで守るものでは無い。人に嫌われてもいい。
人の気持ちを優先するのではなく、まずは自分の身を守ること。
悪口が嫌なら逃げる、もしくは嫌いと伝える。
嫌いな人なら適当にあしらう。
無理に人に好かれようとしない。
どこに行っても素に近い自分でいれるようにする。

 

2か月休んで少しずつ、次嫌いな人にはこうするっていう

決まりごとがでてきて書き出して自分の行動マニュアルにしようと思う。

 

また同じようなことが起きそうになったら

下の動画を観て自分を取り戻したい。


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なるほどって思うのでおすすめ。

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